佐藤寿人の本『小さくても、勝てる。』、ゴールに必要なのは思考力
サンフレッチェ広島が2013年のJリーグ、見事に連覇を果たしました。その中心人物はやはり、ストライカーの佐藤寿人選手ではないかと思います。
その寿人選手が書いた本の中で、心に響いた話を紹介します。ゴールを奪うために行ってきたのは「思考すること」だと言っています。
うまくいった理由を説明できるか?
僕はすべてのゴールを言葉にして説明することができる。それは、すべてのゴールに、そこに至るまでの明確な過程と理由があるからだ。
~中略~
どんなストライカーであっても、1点を奪うために、ときには2本、3本、ときには5本以上のシュートを打つ。一つのシュートに対してどれだけ修正できるかで、次のシュートを結果にむすびつけられるかどうかが決まる。
だからこそ、シュートには1本、1本、理由があり、ストライカーはそれを説明できなければいけない。これは僕のストライカーにおける最大の定義である。
これは、自分が書いているブログでも同じことが言えると思いました。
一つの記事に対して、どれだけ修正できるかで、次の記事を結果にむすびつけられるかどうかが決まる。ヒットした記事には理由があって、それを説明できなければいけない。これは僕のブロガーにおける最大の定義である。
…こんなカッコイイことを自信をもって語れるようになりたい。
漠然とやっているのは、ただ、こなしているだけ
試合に出場できていない選手に対しての話で、以下のようなことを述べていました。
プロになるまでサッカーを続けてきただけに、選手はみな漠然と練習していても、メニューをこなすことはできる。ただ、それは身体が勝手に動いているだけだ。頭では何も考えていない。
つまり、それは惰性でしかない。監督から与えられたトレーニングメニューをただ漠然とこなすのと、これは試合の何をイメージしているのか、どういう状況に有効なのかを考えて練習するのとでは、吸収できる量や質が違ってくる。
これは、自分でも最近、気付いたことです。漠然とやっている、惰性でやっているのは本当によくない。前職では、こういった形で仕事をしている時期がありました。すごく時間がもったいなかったと反省しています。
それをやる意味を考えると、物事の取り組みが全然違ってきます。ただ、言われたことをやるのではなく、自分で考えながらやるということが、何をやるにしても、非常に大事だと思います。
もし、言われたことに対して、理由がわからないときは、きちんと聞いておくべきです。納得できない場合は、それを伝えるべきです。それを行わないと改善はありません。…これは、自分に言い聞かせています。
★★★
NHK・BSの『Jリーグタイム』を見ていたときに、嫁が「佐藤寿人って、歯白いね!」って言っていて、良く見るとメッチャ白い!
検索して調べたら、ホワイトニングを行っているようですね。
下記のサイトで「サンフレッチェ広島の佐藤寿人選手が来院しました。」と紹介されていました。
サッカー選手は歯が命?…ちなみに歯のことについて、本には書かれていません。