えいたろうのウェブログ

えいたろうが体験したことを記録する、良いと思ったものを紹介するブログです。

カンブリア宮殿に出演、日本酒「獺祭」の社長が書いた本『逆境経営』

f:id:eitaro0501:20140123122425j:plain

先日のカンブリア宮殿に出演した、日本酒「獺祭」で有名な旭酒造の社長、桜井博志氏が書いた本を読みました。タイトルこそ『逆境経営』ですが、社長の温和な人間性が伝わってくる、読んでいて心地の良い本でした。

逆境経営―――山奥の地酒「獺祭」を世界に届ける逆転発想法

 

がんばらないけど、あきらめない

私は酒造りの世界でも、一度もきちんと成功したことがなかったくせに、だけどあきらめきれず、しつこくダラダラと歩き続けてきました。

最近は開き直って、「飽きずに続けられる、それがプロだ」とか「敗者復活戦は必ずあるから」と、周囲に話しています。

つまり、全部自分の都合の良い解釈です。

~省略~

私の心に、最近こだまするフレーズがあります。

がんばらないけど、あきらめない

※P112 第5章 常識や慣習にとらわれない

父親が継いだ倒産寸前の会社を立て直して、様々なチャレンジをしている社長ですが、「がんばる」っていう言葉は好きではないようです。

 

「がんばらないけど、あきらめない」

 

あきらめないでチャレンジし続ければ、何とかなるさっていう良い意味での楽観的な感じがいいなと思いました。

似たような言葉に「継続は力なり」というのがあります。継続は大事なんですが、結果論というか…。何かを始めたばかりの人が、この言葉を言うと、無理をしているというか、頑張ってしまっている感じがします。

それだけに、飽きずに続けられるっていうのは素敵なことだなと思います。

 

ほどほどが楽しく続けるコツ

情熱の炎を燃やす、と仰るけれど、願わくば、少しでいいから、長~く愛して。ゆっくり歩けば、遠くへ行ける。人生は”ほどほど”こそが最良なり

※P108 第5章 常識や慣習にとらわれない

16~17世紀の聖職者・詩人ロバート・へリックの作を和訳したものです。当時の社長の気分にピッタリだったので、印象に残ったそうです。

 

無理をしないで続けるっていうのが、コツみたいなものかなと思っています。

 

ちょっと前に、1年以上ランニングを継続している人は、週に何回走っているかというアンケートをとった記事を読みました。結果は「週2回」が一番多かったそうです。

僕も3ヶ月前から走り始めていますが、毎日、走るのは大変だし、疲れるし、怪我もする。納得のいくアンケート結果だと思いました。

 

よく聞く言葉ですが、何でも「ほどほど」が大事ですね。

 

 

★★★

先日のカンブリア宮殿を見て、獺祭を飲みたくなったのですが、売り切れのところが多いようですね。ある町の酒屋さんに行ったら、放送翌日に行列ができて、1ヵ月分が1日で売り切れてしまったとのことでした。

逆境経営―――山奥の地酒「獺祭」を世界に届ける逆転発想法

逆境経営―――山奥の地酒「獺祭」を世界に届ける逆転発想法

 

 

旭酒造 獺祭 (だっさい) 純米大吟醸 磨き39 720ml

旭酒造 獺祭 (だっさい) 純米大吟醸 磨き39 720ml