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カンブリア宮殿、常識破りのやり方で造られた日本酒『獺祭』

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2014年1月16日放送のテレビ東京『カンブリア宮殿』。ゲストは旭酒造の社長、桜井 博志氏。獺祭(だっさい)という日本酒が売れているらしいです。

倒産寸前の会社を立て直したということですが、多くのチャレンジを積み重ねてきた人だけあって、惹きつけられる言葉が多くありました。

 

本質的な価値で勝負する

商品は本質的なところで価値がなければ、面白かったり珍しかったりしても何の価値もない

ワイン酵母で日本酒をつくったときに「それならワインでいいんじゃないの?」と言われて、本質的な価値で勝負しろということだと思ったそうです。 面白さ・珍しさで差別化を出そうとしてしまう。自分も結構、そういった発想に行ってしまいがちなので、ちょっとドキッとする言葉でした。

 

常識にとらわれない

きのうまでの自分たちがやってきたことを否定しないと先へ進めない

社員だけで製造・徹底したデータ分析・一年中いつでも製造といった、これまでの常識を破るようなお酒造りを行ってきたそうです。 常識を疑ってみると新しいやり方が生まれるかもしれません。

 

新しい歴史をつくる 

結局、前を向いていくしかない。

新たな歴史がまたできる。 

生産量をアップさせるため、生まれ育った家・築240年の建物を壊して、新しい蔵を建てるとのこと。 新たな歴史というのが、ポジティブな発想ですごく良いなと思いました。

 

まずはやってみる

やってみて修正していく方が、やらずに悩んでいるよりは成功する確率が高い。 全部やってみないと現実には分からない。

これが一番、心に刺さりました。まさにその通りで、やってみないとわからないんですよね。とりあえず、やってみるという気持ちを持ちたいですね。

 

先頭にいる人は、常に前に進んでいる

それで盗まれるのはいいけれど、追い越されるようでは将来がない。

蔵の見学をライバル会社にも受け入れているそうです。 追い越されないように、自分たちは、常に前へ進んでいるという自信があるんでしょう。先頭にいる人は、意識が違うのでしょうね。

 

お客は進化する

お客様は進化する。

私たちが守りに入ったら飽きられる何よりお客様から見放される。

龍さんが、「お酒に関しては好きになったら飽きないと思う」と言ったときに返したセリフです。これもドキッとしました。お客はどんどん良いものを求める。だから、止まっていてはいけないんですね。

 

獺祭(だっさい)とは?

カワウソのマツリと書いて獺祭。口当たり・香り・喉ごしが良く、ワインみたいな日本酒だそうです。いくつか種類があるようですが、売れているのは、4合瓶(720ml)で1496円の商品。お手頃価格が受けている理由の一つでもあるようです。

番組では、東京駅グランスタの『はせがわ酒店』で販売しているのが紹介されていました。人気でなかなか買えないみたいですね。旭酒造のホームページに獺祭の飲める店を紹介してます。
獺祭の飲める店・買える店|旭酒造株式会社

 

★★★

番組でも紹介していましたが、2014年1月18日に社長が書いた本が出版されるそうです。番組を見ている途中にAmazonで予約してしまいました。

逆境経営―――山奥の地酒「獺祭」を世界に届ける逆転発想法

逆境経営―――山奥の地酒「獺祭」を世界に届ける逆転発想法

 

2014年1月16日放送 旭酒蔵 社長 桜井 博志(さくらい・ひろし) 氏|カンブリア宮殿:テレビ東京

見たかったけど見逃してしまった人は、テレビ東京ビジネスオンデマンドで視聴できます。